2016/05/30

りゅうたまリプレイ 第二話「釣り人もまた、釣りの魅力に釣られている」 【キャンペーン】

只今戻りました、我が竜の君。
今回は少々長旅になってしまったので、お腹が空いていることでしょう?
早速旅物語にして参りましたので、どうぞお聞き下さい。
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第二話「釣り人もまた、釣りの魅力に釣られている」

カナセに到着した一行は、まず宿を取り一泊することにしました。
カナセは普通の食事も美味しい場所で、安く美味しい料理が食べられたようですね。
……ジョルティはノーティの目に隠れて密漁に出たところ、地元の漁協の人に捕まってしまいましたので、今回の旅物語には登場しません。(※時間が合わずにセッション不参加)
残った5人は宿で今後どうするのかを相談し始めました。

2016/05/29

りゅうたまリプレイ 第一話「旅立ちは小雨ぐらいが丁度良い」 【キャンペーン】

我が竜の君、そう退屈なさらないで下さい。ここからが本当の旅の始まりです。
それぞれの過去を持つ彼らが、どんな旅を歩むことになるのか……どうか竜の君も見守って下さい。
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第一話「旅立ちは小雨ぐらいが丁度良い」

緑の風の導きで、旅人達は今晴れの草原へと集結しました。私は小鳥の姿に化身をして彼らに追随することにします。
一堂に会した皆はまず、この旅における役割を決めることにしたようです。
……ああ、此度の旅では私の六分儀の力で、旅の役割に特別な力を与えることにしました。皆、初めての旅ですから、これぐらいの手助けをしても良いでしょう?

りゅうたまリプレイ プロローグ「旅はいつだって故郷から始まる」 【キャンペーン】

この世界は、さながら竜の卵。
四季を司る4柱の竜から、天候を司る7柱の竜が生まれ、天候を司る竜から地形を司る13柱の竜が生まれました。
彼の竜達の息吹は、新たなる世界を作り出す力を持っています。
そうして生み出された世界は、いずれも「地形」も「天候」も「四季」も違っていますが、2つだけ共通していることがあります。

1つは、「この世界の人々は皆、人生に1度は必ず旅に出る」ことです。
旅に出る理由に決まりはありません。
旅をすることによって人々は様々なものを得、人生を豊かなものにします。
詩を吟じる者も、農業を営む者も、高貴なる血に連なる者も、全ての人が「旅」をするために準備をしています。

もう1つは、「その旅の紀行を、竜人が旅物語として書き上げる」ことです。
竜人は旅人達にひっそりと着いて行き、その旅を物語として記していきます。
竜人はこの旅物語を季節の竜の元へと持ち帰り、聞かせます。
旅人達の物語は、季節の竜の糧となり、ひいては世界の糧となるのです。

今、また1つ新しい「旅物語」が始まろうとしています。