2016/03/13

Bloodborne-クリアできない人へのアドバイス


最初のボスの突破率が6.7割という、なかなかシビアな難易度設計になっているのがBloodborneの特徴の1つです。
私自身最初のボスで「辞めてやる!」と思ったものですが、このゲームは実はこの「一番最初」が一番難しい作りとなっているので、ここさえ乗り越えれば後はなんとかなったりします。
基本的な部分を掴めば段々と楽しくなってくるゲームですので、最初で諦めてしまうのは勿体無い!ということで、私なりの「クリアするためのアドバイス」をご紹介します。



1.「過去」を考える

このゲームはアクションの腕も大事ですが、キャラクターのステータスも非常に重要なポイントとなっています。
特に厳しい序盤を乗り越える事を考えると、キャラクター作成時に選択し、初期ステータスを左右する「過去」の選択が大事です。
選べる過去は9種類あり、それぞれ得意としている能力が違います。
「生まれるべきではなかった」を除いた8種類の過去は、合計したステータスに違いはありませんが、初期の攻略に効果的なステータスが高いかどうかで考えるのが良いでしょう。

序盤をスムーズに進めることを考えた時にオススメなのは「村の生き残り」、「暴力的過去」「従軍経験」あたりです。
村の生き残り」は、全過去中最も体力が高く設定されている上、筋力や技術もそこそこで、取り回しが良い配分です。
暴力的過去」は、高めの体力と、全過去中最も高い筋力が設定されています。筋力系武器を使う場合に適しています。
従軍経験」は、平均的な体力と、高水準な筋力・技術を持ちます。多くの武器の装備条件を満たしやすいため、色々な武器を使ってみたいという場合にも適しています。

逆にあまりオススメできないのは「一族の末裔」「過酷な運命」「生まれるべきではなかった」の3種類です。
一族の末裔」は、なんとも心くすぐる響きの「血質」という銃撃などを強化する能力に優れる過去です。ただ、銃撃などの血質依存武器が火力を発揮するのはかなり後で、序盤の攻略には適しません。それでいて体力・持久力・筋力という主要な3つの能力値が全過去最低と、厳しい滑り出しになります。
過酷な運命」は、魔法攻撃力を高める「神秘」に優れる過去です。この神秘は「発見力」というアイテムドロップ率を向上させる効果もあります。ただ、神秘キャラ自体が初めてのキャラとしては向かないため、セカンド以降のキャラ向けです。
生まれるべきではなかった」は、レベルを含めて全ての能力が平均的に低い過去です。正直言って「縛りプレイ」向けだと考えて良いでしょう。

2.「初期武器」を考える

ゲームをほんの少し進めると、狩人の夢で使者から「仕掛け武器(右手武器)」と「獣狩りの銃器(左手武器)」をそれぞれ1つ貰うことができます。
実はこの初期装備は少し進めると購入できるようになる「狩人証」を手に入れることができるのですが、見落としやすい場所にあるので最初の選択も重要になってきます。

仕掛け武器は「獣狩りの斧」「ノコギリ鉈」「仕込み杖」の3種類から1つを選びます。
序盤の攻略を考えると「獣狩りの斧」か「ノコギリ鉈」を選ぶことをオススメします。

獣狩りの斧」は、非変形時のスタンダードな使い心地、変形時のリーチの長さと吹き飛ばし性能、そして「リゲイン」の高さに優れています。このリゲインの高さを活かすと、ちょっとした被弾ならなかったことにすることができるため、不足しがちな輸血液の節約が可能です。

ノコギリ鉈」は、ノコギリ属性という対獣特攻を持っているのが特徴です。非変形時はスピーディに立ちまわることができ、変形時には上下にも範囲が広いので、ボスの高いところや、低いところに這っている敵なども対処しやすいのが利点です。

仕込み杖」も、強化をすれば弱い武器ではありません。むしろ人型の敵に対してはスタミナ消費の少なさや隙の少なさから、他の武器より得意とも言えます。ただ、どうしても素の攻撃力が低いため、序盤を進めるときには少々火力不足を感じやすいでしょう。


獣狩の銃器は「獣狩りの短銃」と「獣狩りの散弾銃」の2種類から1つを選びます。
これについては、ある程度好みで選んでしまっても構いません。数値上は短銃の方が火力がありますが、どうせ序盤の銃撃なんてさしたるダメージソースにはなりません。重要なのは「パリィ」を取ることができるという点です。
発射までの速度にこそ違いはありますが、短銃も散弾銃もパリィを取る能力についてはそこまで大きな差はありません。ただ、散弾銃の発射速度に慣れると他の銃を使ったときにパリィのタイミングが取りにくくなるため、そのことを考えると「短銃」を選んだ方が無難ではあります。


3.「戦い方」を考える

序盤で詰まってしまったという人の中には、ボスではなく雑魚敵との戦闘が辛かった、という人も多いのではないでしょうか。私自身最初は「全滅させなきゃ」という謎の使命感に駆られており、なかなか進むことができませんでした。

ただ、このゲームに於いては雑魚は必ずしも殲滅する必要はありません。むしろ「敵が多いな」と感じたときや「コイツ強いな」と感じたときは、思い切って逃げるのも1つの方法です。敵の合間をくぐり抜けてショートカットだけでも開けることができれば、次からは楽にそこまで来れるようになります。(扉やギミックの操作中は無敵なので、その途中でやられてしまう心配もありません!)

鉄則は「復数の敵を同時に相手にしない」ことです。このゲームは怯み中に無敵がないため、1人の攻撃を受けるとその怯み中にもう1人の攻撃を受け、体力満タンからでも一気にYOU DIEDすることがよくあります。

ダッシュやローリングなどを上手く使い、戦いたくない敵をスルーしましょう。一定距離を離れると追いかけてこない敵も多いため、気付いたらトレインしていた、ということはあまりありません。


4.レベルを上げて物理で殴る

最初にも申し上げた通り、このゲームはアクションの腕前だけではなく、ステータスが重要です。最初のボスに遭遇するか、道中で拾った「狂人の智慧」を使用すると拠点でレベルアップをすることができるようになります。
どうしても勝てないボスがいる、突破できない場所がある、というときは、少し安全な所で血の遺志を稼いでレベルを上げるのも1つの方法です。序盤は体力や持久力を上げるのがオススメですが、筋力・技術などを上げたとしてもレベルアップ時に自動で「防御力」も上がるため、多少は耐久が上がります。
明らかにダメージの通りが悪いようなときはレベル不足も考えられるので、レベル上げをしてみるのも良いでしょう。

5.懐に入る パリィを取る

このゲームのボスは人型を除けば大きな敵が多く、物理的な攻撃を中心に行ってくるため、どうしても「間合いをとって」戦いたくなります。
ただ、実は「距離があるとき」に行ってくる行動の方が避けにくいということも多いため、案外距離を詰めて懐で戦った方が楽なことも多くあります。
もちろん相手の行動を見て判断をする必要はありますが、懐に入って戦闘する方が回避しやすいことも多いので、考慮に入れてみましょう。

大型ボスの場合は銃撃パリィが通じないことが多いですが、人型ボスの場合には銃撃パリィが通用します。ある程度攻撃のパターンを見ていると、隙が大きい行動があるので、それに合わせて銃撃パリィを狙ってみると良いでしょう。

最初の人型ボスである「ガスコイン」は銃撃パリィが取りやすい相手です。「非変形」「変形」「変身」のどの段階でも銃撃パリィを取ることができるので、色々と試してみると良いでしょう。

6.攻略の順番を考える

このゲームには「倒さなければならないボス」と「倒さなくても良いボス」がいます。倒さなくても良いボスは倒すと武器などを購入するための「狩人証」をくれたり、聖杯ダンジョンに挑むための「聖杯」をくれたりしますが、いずれも必須というわけではありません。
その時点で挑むことができる「倒さなければならないボス」と「倒さなくても良いボス」を比べると、後者の方が強いことも多いため、このボスはまだ辛い、と感じたら他にボスがいないかどうか探索してみるのも1つの方法です。
特に気をつけたいのが、「黒獣パール」という非必須ボスです。大体適正レベルは50前後でしょうか。
このボスは出会うための条件が非常に特殊であるため出会いにくいのですが、実はかなり序盤から出会うことできるようになっています。もし偶然早い段階でこのボスに出会ってしまった場合、一旦無視した方が無難です。
実際私は初プレイの際にレベル20前後でパールに出会ってしまい、コントローラーを破壊しかけました。


7.アイテムを活用する

ボスを攻略するときには、武器だけで戦わなければならないわけではありません。アイテムの中には、対ボスでも有効に働いてくれるものがいくつかあります。

序盤の攻略で有用なのは「油壺」と「火炎瓶」です。油壺は命中した敵を油塗れにして、次の火炎ダメージを向上させるためのアイテムで、火炎瓶は命中した敵に火炎ダメージを与えるアイテムです。この2つを組み合わせるとボス相手でも思わぬ大ダメージを与えることが出来ます。

具体的には、複数組持ち込めばこれだけで聖職者の獣を瀕死に追い込めるほどです。ただ、投擲アイテムは投げ方にクセがあるので、慣れるまでは当てにくい点には注意が必要です。

中盤以降になると意外に活躍してくれるのが「毒メス」です。一部のボスは遅効毒への耐性が低いため、毒メスで遅効毒状態にしたら逃げまわる、を繰り返しているだけで倒せることもあります。

この他にも、武器に属性をまとわせる「発火ヤスリ」「電光ヤスリ」などが有用な場合もあります。倒せないボスがいるときにはアイテムの使用も検討してみましょう。

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