2016/03/19

ゲームプレイ感想:Keep Talking and Nobody Explodes


総合点:75/100




+Pros

+今までにない全く新しい協力ゲーム
+2人の内1人が購入すればプレイ可能
+少しずつ解読に慣れていくのが楽しい

-Cons

-フレンド・音声通話環境必須
-ともかく忙しい上に精神的に疲れる
-英字モールスなんて知らないよ!?

総評

このゲームは非常に特殊なゲームです。2人で協力しなければそもそもプレイにはなりません。1人がゲームを起動し、もう1人は専用のマニュアルを用意します。このマニュアルは英語ですが、有志による日本語訳のファイルが簡単に見つけられるため、英語が出来なくとも困りません。

幾つものモジュールが設置されている爆弾を解体していくことが目的で、ゲームを起動している解体担当者はどのようなモジュールがあるのか、その内容が詳しくどうなっているのか、ということを解読担当者に伝えます。そして解読担当者はその情報を元にしてマニュアルを見て「どう解体するのか」を指示することになるわけです。

比較的シビアな制限時間があるため、悠長にしていることは出来ません。どちらの担当者も極力スピーディーに、それでいて間違いのないように情報を伝達し、解体を進めていくことになります。中盤以降からは解体担当者が定期的にガス抜きをしなければならないモジュールなども登場し、双方の忙しさは加速します。

私はこのゲームを購入しておらず、もっぱら解読担当者のみを行っておりました。どうせ爆発するのはフレンドですから、気軽なものです。進めていくと段々モジュールのパターンも覚えてきて、スムーズに指示を出せるようになるのですが、だからこそ発生する凡ミスや、それを見越した時間制限などによってフレンドを爆破することに成功しました。

数多くあるモジュールの中でも、特段指示が難しいのが「モールスモジュール」です。モジュール上部のランプが決まった間隔で光るため、それを元にしてモールス信号を解読しなければなりません。直接自分で見ることが出来ないモールスを解読する、というのはなかなかできる経験ではないでしょう。……悲しいかな、このモジュールでさえ慣れてくると数秒で解けるようになります。なんとなく人間を辞めていっているような感覚に囚われることでしょう。

というわけで、このゲームは通話をしながら一緒に遊ぶことができるフレンドがいるならばオススメです。即座にマニュアルを読めるなら1人でもできないことはありませんが……面白さは半分以下になるでしょう。ちょっとしたミスで解体担当が爆発し、責任をなすりつけ合うのがこのゲームの醍醐味です。

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