お久しぶりです、我が竜の君。
旅日記もなかなか溜まってしまっていまして、物語にするのに時間が掛かってしまいました。
前回、カナセの釣りコンテストで優勝した彼らが次に何をするのか、その続きからの物語です。
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第三話「荒涼の地、光麗の月」
釣りコンテストが終わってカナセに戻って来て、ようやく私もゆっくりできるかな、と思っておりました。
ああ、ちなみに、鳥に化身して外にいると彼らの声が聞こえませんので、宿にいる時は竜人の姿で部屋で一緒に過ごすようにしています。
すると、釣りコンテストの結果発表から帰って来て早々、トリシアが持ち込んだ酒を飲み始め、他の者達に話しかけ始めます。